2013年11月18日月曜日

2013東京モーターショー 今回は「何が」始まるのか?

  いよいよ今週に迫った東京モーターショーですが、出品されるクルマがなかなかの粒ぞろいで注目のクルマだけでも軽く10台以上!実際に次のクルマの品定めに行く人も多いのではないでしょうか? 私も次のクルマは「絶対にコレにする」くらいのインスピレーションが得られたらいいなとワクワクしているんですが、果たしてどのクルマが「その気」にさせてくれるのか・・・。

  日産スカイラインとレクサスRC、マツダアクセラ(セダン)の3台はどれも真剣に考えてしまうほどすでに評価が高いですが、これ以外にもさらなる「伏兵」がいろいろありそうです。スバルやスズキといった「デザイン後進メーカー」の追い上げが実はスゴいことになってます。ワゴンや軽自動車なんてどう弄っても限界があるだろうとタカを括っていたのですが、そんな私の矮小な「偏見」を打ち破ってくれそうなクルマがスバル「レヴォーグ」とスズキ「ハスラー」ですね。スバルの最近のコンセプトモデルはどれも完全に「殻を破って」いますので、デザイン未公開のレヴォーグもよほど自信があるんだと思います。

  さらに完全なるアウトサイダーだったスズキの「ハスラー」はいいですね。軽自動車もSUVもほとんど興味はないんですけど・・・。トヨタの「東京都製造」で知られるFJクルーザーがかわいいサイズになった感じなんでしょうか。ホンダ「Nワン」が軽自動車業界に与えた衝撃は予想以上に大きいようでスズキもダイハツもかなり力が入っています。さらに増税が控えている中で軽自動車も魅力を最大限に引き上げないと売れない時代に近づいているようです。増税の良い効果とか言ったら怒られてしまいそうですが・・・。

  「スカイライン」「レクサスRC」「アクセラ」と街中に溢れるドイツ車を鼻で笑えてしまうくらいに3BOXカーのデザインの出来もいいのですが、ドイツ車がダサいなんてのはアメリカ・フランス・イタリアなどでは昔からの常識でした。そんな「カス」デザインのクルマと同じ土俵の上でどっこいどっこいしていたのが、セダン不人気時代のクルマ達でたしかにV35スカイラインやのデザインなど古くささしか感じないですよね。現在のトヨタ・日産・マツダ・スバルは「デザイン」だけを考えて作っているようですが、確かに今や小さくてダサいクルマに成り下がったE90辺りから無理矢理に乗り換えさせるには効果的な戦術かもしれません。


  何はともあれ前回の東京MSで最大の注目を集めたマツダの「あの」コンセプトから日本車の逆襲が始まったわけですが・・・。ただ実際に今回の東京MSに行って、一番印象に残ったクルマになりそうなのが「メルセデスSクラスクーペ」になってしまうのかな。もはやメルセデスのプライドの塊みたいに売る気もそんなにないのに、日本に見せつけておこうというブランド戦略ですね。日本車にはなかなか到達できない世界観にまで突き抜けたドイツ車となるとやはり別格で、安易にレクサスがLSクーペなんて作っても車幅2mなんてとても真似できないです・・・。


  

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