先日、実家に帰った時にプレミオを手に入れて上機嫌な母親が、仲の良い昔からの友人の旦那さんがロータスを買ったと言っていた。クルマには全く詳しくない母親は、ロータスはメルセデスやBMWのような高級車メーカーだと思っていたらしく、ロータスってどうなの?って訊いてくるので、トヨタのエンジン積んだ軽くて2人乗りの小型のスポーツカーを作るメーカーだよと教えてあげた。
母親は2人乗りという点に驚きをみせ、4人乗りのクルマで今度ドライブに行こうねとか言っていたらしい。それならばエリーゼとかいうプレミオと同じエンジン積んでいる入門モデルではなく、エヴォーラっていうちょっと高級な方だろうか。それでも女性にしては大柄な部類に入る母親が後部座席に乗るにはさすがに狭過ぎるだろうに・・・。
4座という利便性がウケて見事に売り切れたと聞いていたエヴォーラですが、60過ぎたオッサンに愛されていたようですね。確かに事あるごとにセダンの重量が嵩む現状を嘆いている立場として、4座でV6搭載で車重が1300kg台のクルマは夢のようなスペックです。より現実的な価格でクルマを選ぶなら中古のRX-8がありますし、900万円以上出せるならばGT-Rを買えばいい気もするので、なかなか気がつきにくい存在です。そもそも4座でロータスには目が行かない・・・。
トヨタ86に3.5Lのクラウンアスリートのエンジンを載せたクルマが900万円。並行輸入なら800万円を切るくらいで購入可能なのだそうです。なかなか悩ましい価格設定ですね。トヨタも近々スープラだかソアラだかの復活を予定しているそうですが、マジェスタ用の3.5L+HVをミッドシップに積んだスポーツクーペだったらやはり900万円になっちゃいそうですね。これじゃまったく売れないでしょうから、カムリの直4+HVで600万円ですかね。これではミッドシップの意味がないな・・・。
トヨタ86/スバルBRZはご丁寧にもそのままスバルの水平6気筒へ容易に換装できるようですが、FRなので単純にエンジンパワーを上げてもその分重量が増えるので、せっかくのハンドリング性能が低下するのは容易に想像できます。まあ落とし所が難しい問題ですね。
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